皇位継承に干渉する国連の「決定的な誤り」とは 「保守派の英語による発信力は脆弱過ぎる」

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 日本の皇位継承システムは女性差別だ――。皇室典範の改正を求めた「国連勧告」に対し、日本政府内で波紋が広がっている。勧告にひそむ「決定的な誤り」を専門家が指摘する。

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 10月29日、国連の「女性差別撤廃委員会」が日本のジェンダー(社会・文化的な性差)平等へ向けた取り組みについて、最終見解を公表した。

 選択的夫婦別姓の導入や同性婚容認などを求めたほか、皇室典範の規定について「皇位継承における男女平等を保障する」よう改正を勧告したのだ。...

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