「39歳ミニスカ美人」と国民・玉木代表との不倫報道を永田町はどう見たか
衆院選直後の密会
「Smart FLASH」が報じた国民民主党・玉木雄一郎代表(55)と香川県高松市の観光大使を務める女性タレント(39)との不倫。11日に報じられた直後、玉木代表は会見して事実を認めて謝罪し、その後には東京・有楽町で街頭演説をし、道行く人々にも頭を下げた。先の衆院選で議席を4倍増にして一気にキャスティングボートを握った玉木代表に降って湧いたスキャンダルを永田町はどんなふうに受け止めたのか。
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記事では、7月26日に高松市内のホテルで2人が落ち合って宿泊したことや衆院選直後の10月30日に東京・新宿のバーで密会したことなどについて写真付きで報じている。女性のミニスカート姿やスタイルを強調したファッションにも注目が集まっている。
もともとレースクイーンやグラビアアイドルとして活動していた女性は現在、高松市の観光大使を務めているが、報道を受けて高松市側は解職もあり得るとしている。地元選出代議士との関係は大使としては不適切ということだろうか。
永田町ではどんなふうに受け止められたのか。
時のひとになってしまうと
「玉木氏のスキャンダル記事が出るらしいという話が聞こえてきてから与野党さまざまな立場の議員らと情報をやり取りしました。どうやら事件性はなさそうだということがわかってきてそこまで深刻なムードはなく、“やっぱり時のひとになってしまうとこの手の話題が出てきがちだよね”などといった声が上がっていました」
と、政治部デスク。
「細野豪志氏は民主党に在籍していた2006年の不倫報道以降、今もなお“モナ男”と呼ばれています。組閣前に行われる“身体検査”で不適切な関係にある相手の存在がわかって入閣リストから外れた人が何人もいるなど、永田町で今回のようなスキャンダルは“よくあること”なのは確かでしょう。が、“対決より解決”と繰り返し、舌鋒鋭く与野党の旧態依然とした体質を批判していた際の勢いを取り戻すにはかなり時間がかかるかもしれません」(同)
支持者の間では「本業をしっかりやってくれれば問題ない」から「財務省の罠だ」まで擁護の声も上がっている。
思ったことをうっかり口にしてしまう
一方で過去、同様のスキャンダルで辞職などに追い込まれた政治家との差を指摘する声もある。なぜ彼ら、彼女らがアウトで玉木氏はセーフなのか、ということだ。さらに、女性には失職という形で社会的制裁とも言えるペナルティが下される可能性もあるのに、玉木氏は無傷という点に違和感を口にする向きも。
玉木氏は直後に会見して謝罪して火消しに努める一方、党内での協議を経て代表続投が決まった。
「これまではイケイケだったので多少の失言はスルーされてきたきらいがあります。躍進を果たした衆院選直後に出演した情報番組で、石破茂首相と立憲民主の野田佳彦代表に挟まれて両方から引っ張られているイラストが出てきた際に、玉木氏は男2人にモテモテなのって気持ち悪いといった趣旨の発言をしていました。同じことを与党議員が口にしていたら、同性愛者への差別だと厳しく非難されたのは間違いないでしょう。この時は幸い、炎上には至りませんでしたが。永田町では玉木氏について“思ったことをうっかり口にしてしまうタイプ”“大言壮語なイメージ”との評もありますね」(同)
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