「パワハラ、おねだりは捏造」説が後押しする斎藤元彦前知事の復活劇
斎藤氏“復活”の可能性は
昨今の選挙におけるネットの影響力は計り知れず、さらにややこしいことに今回の選挙にはNHK党の立花孝志氏(57)も出馬したうえで、こうした言説の拡散に貢献している。
こうなると斎藤氏の復権が起こり得るのか?
「現状、前尼崎市長の稲村和美氏(52)のリードは変わらないと思う。自民も立憲民主も彼女の支援に回っている。ただ、自由投票ゆえに水面下で斎藤支援に回る地方議員も出始めているようで、予断を許さない」(前出の記者)
アメリカ大統領選において、多くのメディアが「大接戦」を予想して、大きく外したのは記憶に新しいところ。選挙で番狂わせは珍しくない。斎藤氏は、11月17日の投開票日に、果たしてどのような顔を見せるのだろうか。
いわゆる「疑惑」の他に、問題視された斎藤知事の不思議な秘密主義については、【関連記事】(斎藤知事の退職金は「1500万円以上」 運転手にも「自宅を教えない」特異な性格で「災害対策本部名簿も空白に」)に詳しい。