「勃ってきた」「レイレイでシコシコしたよ」 タレントの千葉麗子が有名政治評論家から受けた凄絶セクハラを告発

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 衆院選の投開票日を5日後に控えた10月22日、さる有名政治評論家の関心事は、政権よりも己の命運だったに違いない。2年に及ぶ自らのセクハラ行為でその日、タレントの千葉麗子(49)に裁判を起こされたのだから。

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〈先方(加藤氏)より示談を持ち掛けられましたが、私共は断り、本日福岡地裁に提訴致しました〉

 穏やかでないコメントを千葉がXで発信したのは10月22日。1991年に芸能界デビューし、ITに詳しい“電脳アイドル”としても知られるチバレイこと千葉は近年、保守系の論壇誌やYouTubeなどで言論活動を展開してきた。

 訴えられたのは加藤清隆氏(72)。こちらも保守界隈では名の通った存在だ。出身は時事通信社。政治部記者から政治部長を経て、かの田崎史郎氏も務めた解説委員長に就くなど出世コースを歩んだ。政治評論家に転身した後も「たかじんのそこまで言って委員会」ほか多数のTV番組に出演。もっぱら“右寄り”の立場から発言している。

「最初は“かわいいね”とメッセージが来る程度で……」

 二人は保守系のネットTV「文化人放送局」が配信するYouTube番組で3年前から週2日、一緒に出演していたが、今年5月末、加藤氏が突如降板した。

 背景にあったのが、加藤氏によるセクハラ問題だ。

「2年前に、文化人放送局の出演者やスタッフの間で『+メッセージ』というアプリがはやりました。加藤氏がそのアプリで私に卑猥(ひわい)なメッセージを送ってくるようになったんです」

 千葉本人が重い口を開く。

「最初は私がFacebookで公開した写真を送ってほしい、といった内容で、お送りすると“かわいいね”といった返信が来る程度でした。それがいきなりエスカレートしていったんです」

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