中日・井上新監督は一見地味そうだけど…実は「伝説のプレー」の帝王 抗議電話が殺到した巨人戦の“誤審騒動試合”で見せた執念のバックホームとは

スポーツ 野球

  • ブックマーク

 来季から中日の指揮をとることになった井上一樹監督。新監督の中では、“火の玉ストレート”の阪神・藤川球児監督や“ノーノー未遂3度”の西武・西口文也監督と比べると、どうしても地味な印象は否めない。ところがどっこい、20年間の現役生活では、好プレー、珍プレーの両方でファンの記憶に残る“伝説のプレー”を何度も演じた“スゴイ男”だったのだ。【久保田龍雄/ライター】

 ***

 まずは、1999年7月22日の巨人戦で見せた“伝説の守備”から紹介しよう。...

つづきを読む