「マスコミもまた衆院選の敗者なのではないか」 政治部デスクの反省
勝者は出てこない
さる衆院選の結果について様々な分析がなされているが、一強多弱を誇った自公が過半数を失って少数与党に転落する一方、立憲民主を中心とする政権が誕生することもなく、自公が一部の野党を取り込んで新たな連立体制を敷くこともないという微妙なバランスでしばらくは進みそうだ。現状をどう見るべきなのか。新聞社の政治部デスクが反省を込めて今回の選挙とその後の動きを振り返る。
「今回の衆院選が告示される以前から“勝者は出てこないかもしれない”といったことが語られていました。...