アンミカは人気タレントに優しく「普通の人」が嫌い? フワちゃんの遅刻は許すのに「乾杯を待たせる女性」を批判

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 11月3日放送の「日曜はカラフル2 天使篇」(TOKYO MX)での発言が批判を集めているタレントのアンミカ。ポジティブキャラをウリにしてきた彼女が「普通の人」に向ける厳しい目線が垣間見えた、とライターの冨士海ネコ氏は分析する。

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「女が嫌いな女」というトークテーマはいいかげん古臭い。そこでうれしそうにしゃべっている女性タレントを見ると、商売だから仕方ないとはいえ、ちょっと残念な気持ちになる。先日は「日曜はカラフル2 天使篇」に出演したアンミカさんが、「ベロベロ女性に聞く私の周りのイライラ女」というテーマに「人の脱いだ靴をそろえてる“妖怪靴そろえ女性”」が「たまに自分のツボに触る」とコメント。いつもバランスの取れた発言でコメンテーターとしての才能をいかんなく発揮してきたアンミカさんだが、今回ばかりは共感より反発を招いているようである。

 “妖怪靴そろえ”女性にいら立たせられる理由として、「他人に靴を触られたくない」「店員の仕事なのに“やってます感”を出す」「乾杯を待たせているのに“気が済まない”と言い返される」という点を挙げていたアンミカさん。どれくらいの規模の飲み会かにはよるが、彼女にしてはずいぶん手厳しい。

 アンミカさんといえば、度を超えたポジティブさが売りのはず。人を待たせるというエピソードでは、フワちゃんの遅刻に対する感想が話題になったことがある。先のMXの番組で共演し、仲良くなったフワちゃんと青山テルマさんと旅行に出かけた際、フワちゃんが寝坊して3時間の大遅刻をしたという。しかしアンミカさんは怒ることもなく「神様がフワちゃんを遅刻させてくれたんや、フワちゃんありがとう」とフォロー。さらには待たせていた青山さんにも「見て。今フワちゃんが遅刻してくれたから時計の時間も10時10分、時計が一番きれいに見える角度」と言ったそうだ。

 このエピソードはいろんなバラエティー番組で鉄板ネタとして使われ、アンミカさんのポジティブ教祖ぶりを印象付けることになった。キャラだとしても、時計の角度と遅刻を結び付けるとはちょっとこじつけが過ぎる。しかしそれだけ遅刻に寛容なアンミカさんが、たかだか乾杯を待たせるだけでそんなにイライラするものなのか。靴の向きを10時10分にそろえておけば許されたのだろうか。神のみぞ知る。

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