政局のキーマン「玉木雄一郎」とは何者なのか 地元は“玉木王国”、立憲民主党との“本当の関係”とは

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 国民民主党の玉木雄一郎代表が政局のキーマンとなっている。自民、公明両党による与党は10月の衆院選で過半数(233議席)を割る大敗を喫したのに対し、国民民主は4倍増となる28議席に躍進。政権維持を図る自公との政策協議に入った。玉木氏は連日メディアに露出して、看板とする「年収の壁突破」「ガソリン税のトリガー条項凍結解除」などの積極財政政策を説く。さながら「玉木ブーム」の様相である。

 玉木氏は、旧民主党が政権を打ち立てた2009年衆院選で初当選した。なぜ野党第1党の立憲民主党に在籍せず、少数勢力だった国民民主を率いてきたのか。...

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