「旧ソ連の戦車」がロシア兵に襲いかかる日は来るか…韓国が「旧ソ兵器」を大量に保有する深い理由
尹大統領は「柔軟な検討」
「韓国は今のところ、ウクライナへの武器支援に慎重な姿勢を示しています。かつて『アメリカがウクライナに155ミリ砲弾を送り、その穴埋め分として韓国がアメリカに155ミリ砲弾を送る』という報道が行われましたが、少なくとも韓国政府は公式に認めたことはありません。ただ、北朝鮮が兵士をロシアに派遣したことで、論調が変わってきているのは事実です。尹錫悦大統領は武器支援を巡って『柔軟な検討』と踏み込んだ発言を行い、韓国では活発な議論が起きています。しかし原点に戻れば、ロシアのウクライナ侵略を許すことはできないはずです。韓国が積極的にNATOと協力し、ウクライナを支援することは大義名分が立ちますし、国益にもかなうはずだと考えます」(同・軍事ジャーナリスト)
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