ソフトバンクの「ドラ1」神戸弘陵・村上泰斗は「山本由伸2世だ!」とスカウト陣が断言する理由 ストレートの回転数はメジャーのトップ級を上回る
春夏の甲子園に出場できず、全国大会で全く実績がない神戸広陵の右腕、村上泰斗は、どうしてソフトバンクからドラフト1位指名を受けたのか。投手歴2年半の村上が駆け上がった“シンデレラ・ストーリー”に迫った――。【喜瀬雅則/スポーツライター】
(前後編の後編)
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ソフトバンクの2024年ドラフトは、侍ジャパン入りも果たした明大の遊撃手・宗山塁、福岡大大濠高の二刀流・柴田獅子を1位指名しながら、いずれも他球団との競合で抽選を外し、交渉権は獲得できなかった。...