投手歴2年半でソフトバンク「ドラ1」 神戸広陵の153キロ右腕「村上泰斗」が歩んだシンデレラ・ストーリー 「佐々木朗希」と「山岡泰輔」の“ハイブリッド”で急成長!
春夏の甲子園に出場できず、全国大会で全く実績がない神戸広陵の右腕、村上泰斗は、どうしてソフトバンクからドラフト1位指名を受けたのか。投手歴2年半の村上が駆け上がった“シンデレラ・ストーリー”に迫った――。【喜瀬雅則/スポーツライター】
(前後編の前編)
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10月24日のドラフト会議でソフトバンクが1位指名したMAX153キロ右腕、神戸弘陵・村上泰斗は、甲子園出場経験もなく、全国的には決して名の通った存在ではなかった。...