【光る君へ】ぞろぞろ登場する道長の子女たちは 露骨なほど明確に序列化されていた
2人の妻が産んだ6男6女
藤原道長(柄本佑)には往時の権力者の例に漏れず、数多くの息子と娘がいた。NHK大河ドラマ「光る君へ」の第41回「揺らぎ」には、そのうちの何人もが登場し、だれがだれだかわからず混乱した視聴者も多かったのではないだろうか。そこで、正室の源倫子(黒木華、2男4女を出産)と、2番目の妻である源明子(瀧内公美、4男2女を出産)が産んだ子供たちを、一人ずつ整理してみたい。
まず、第41回にはだれが登場したか。一条天皇(塩野瑛久)に入内し、いまは一条が崩御して喪に服している中宮彰子(見上愛)は、倫子が産んだ長女。...