「余計なことをしてくれたな」 自民党議員が“実名”で石破首相を徹底批判 「責任を取るのは当然」

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「責任を取るのは当然」

 山田宏参院議員が言う。

「本人が勝敗ラインを与党の過半数と決めたわけだから、目標を達成できなかったら責任を取るということでしょ。そうじゃないと、そんなことを宣言する意味がないじゃないですか」

 西田昌司参院議員も、

「選挙で負けたら責任を取るのは当然だから、まずは今の事態を考えるべき。それを考えた上で、次の総裁になる人が党を立て直しましょうということです」

 そう憤慨するのだ。

「仲間が何十人も“死んで”いるんだから、敗軍の将の責任はあるでしょう。幹事長を指名したのも、解散を決めて内閣支持率が下がっている中での選挙になったのも、全部、石破さんの責任じゃないですか」(同)

 後編【「自派閥もなく、まともな側近もいない」 石破首相の「多数派工作」の行方は… 「私だったらノイローゼに」】では、今後難航が予想される政権運営の行方について報じている。

週刊新潮 2024年11月7日号掲載

特集「自民惨敗に『誰も詰め腹を切る必要はない!』 孤独な宰相『石破茂』の大迷走」より

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