「公明・石井代表」落選は「自公離別」への序曲となるか

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ギリギリまで当選圏内だった

 自公連立内閣の過半数割れが決まった総選挙では与党の大物議員の落選が相次いだが、中でも大きく取り上げられたのが、公明党の石井啓一代表(66)の落選だった。党代表に就任したのが9月末で、満を持しての登板だっただけに落胆は計り知れないという。

 公明党は公認候補を擁立した11の小選挙区のうち7小選挙区で敗北した。比例区は20人の当選で合計24議席の獲得となり、公示前の32議席を大きく割り込む惨敗だった。

「大阪では維新が選挙区を独占しました。公明との協調路線から転じた結果です。...

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