鉄道各社の「計画運休」に不満の声が集まる理由 現場からは「天気予報が当たってほしいと願うばかり」の声も
鉄道の計画運休、乱発されすぎ?
近年、盛んに実施されるようになった、鉄道の“計画運休”。今年の8月には台風10号の接近に伴い、東海道新幹線と山陽新幹線の計画運休が実施された。ところが、台風の進路は刻一刻と変化。その都度、計画変更が繰り返され、利用者は振り回されることに。台風は各地で被害をもたらしたが、結局、新幹線の沿線では想定していたほどの被害には見舞われなかった。
そのため、駅で足止めをくった旅行客の中からは、「これなら運行できたのではないのか」「沿線はそれほど暴風雨に見舞われていない」「途中駅まででもいいから運転を再開してほしい」などと、様々な意見が飛び交う事態に発展した。...