「人類最長・122歳まで生きた女性の大好物は…」 老化予防の「ミラクルフード」6選を紹介!

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健康も見た目が9割

 最後に、私の「老化観」についてお話をしたいと思います。

 人は見た目が9割ともいわれますが、これは少なくとも健康上は正しいといえるでしょう。特に女性が気にするケースが多い「見た目」の重要な要素である肌、すなわち皮膚は、全て集めると体重の約16%を占める「人体最大の臓器」です。肌がきれいでない人は、内臓が傷んでいる可能性が高い。逆に、内臓が疲れ、老いていれば、同じ臓器である皮膚も老化している――。従って、見た目の老化を防ぎ、アンチエイジングに励むことは、「表面的」な美のためだけではなく、「本質的」な健康にとって、とても重要なのです。

 この「見た目の老化=内臓の老化」の予防にこそ、抗酸化作用などを持つミラクルフードは大いに役立つはずです。

牧田善二(まきたぜんじ)
AGE牧田クリニック院長。1951年生まれ。糖尿病・合併症治療・アンチエイジング専門医。北海道大学医学部卒業。ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座など、米国で5年間研究を行う。久留米大学医学部教授などを経て、2003年に糖尿病などを治療する「AGE牧田クリニック」を開業。今年6月には『疲れない体をつくる最高の食事術』(小学館)を出版。

週刊新潮 2024年10月24日号掲載

特別読物「ベストセラー医師は推奨 老化予防のための『ミラクルフード』6選」より

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