「ベビーシッターと不倫&妊娠」「女性を平手打ち」 カマラ・ハリス夫の二つのスキャンダルとは

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 大接戦を繰り広げている米大統領選に近く「大きな転機」が訪れるとうわさされている。10月の“最後の暴露合戦”で民主党候補カマラ・ハリス副大統領(60)に関するスキャンダルが飛び出すとささやかれているのだが、その驚きの内容とは。

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 11月5日の投開票が近づく中、戦況は「大統領選史上で最大の接戦」になっているという。

「最新の世論調査で、ハリス氏の全米支持率は共和党候補・トランプ前大統領の数値を若干上回っていますが、その差は3ポイント程度と誤差の範囲内。なかでも勝敗を決する激戦7州では、トランプ氏がリードしている州もあるなど、互角の戦いを見せています」(全国紙外信部デスク)

 アリゾナやミシガン、ウィスコンシンなどの7州は、民主・共和どちらの党が制するか見通せない「スウィングステート」と呼ばれる。

“オクトーバーサプライズ”

 その“揺れる州”で勝ち抜くため、ハリス氏の取ったなりふり構わぬ「変節」がやり玉に上がっていると話すのは、米国政治外交が専門の同志社大学大学院准教授・三牧聖子氏だ。

「副大統領になる前の上院議員時代、ハリス氏は環境問題に関心を寄せ、環境汚染への懸念からシェールガスの掘削法『フラッキング(水圧破砕法)』に反対する姿勢を取ってきた。しかし激戦州の一つ、ペンシルベニア州はシェールガス開発が盛んであることから、最近になって“フラッキングは禁止しない”と180度の方針転換。“政治家として軸がない”などと指摘され、支持率の伸びが失速し、トランプ氏を引き離せない要因にもなっています」

 争点となっている不法移民についても、ハリス氏はこれまでの寛容姿勢から「国境の秩序を取り戻す」と発言を修正。しかし、そんな政治姿勢のブレ以上に致命傷となりかねない醜聞が他に存在するそうだ。

 国際政治アナリストの渡瀬裕哉氏が言う。

「米大統領選においては“オクトーバーサプライズ”と呼ばれる、選挙戦を左右しかねない両陣営による暴露合戦が10月に行われます。2016年の大統領選では、ヒラリー・クリントン候補が公務に私用メールアドレスを使っていた問題の再調査が発表されました」

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