【光る君へ】孫を早く天皇にしたい「道長」のえげつなさ 三条天皇を追い詰めたやり口

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やっと「本性」を見せるようになった道長

 6月30日だからもう4カ月近く前になるが、朝日新聞朝刊に、NHK大河ドラマ『光る君へ』の脚本を担当している大石静氏のインタビュー記事が掲載され、そこで彼女は次のように語っていた。

「傲慢(ごうまん)な独裁者といわれている道長を人間的に優れた存在として描いたのは、(註・時代考証の)倉本(一宏)先生から『通説とは異なる非常に優れた政治家だったと思う』とお聞きしたのがきっかけ。天皇の祖父として権勢を誇るが、人事は意外とリベラルだったと。『その方向は面白い』と思いました。...

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