みりちゃむの母も「平成ギャル」だった! 「私はアムラーで夫はギャル男でした」

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“アムラー”でした

 そんなみりちゃむは、母親もかつてギャルだったと公言している。

 実家に赴き、当の母親に話を聞くと――。

「昔から娘は、何でもやってみようという気持ちの強い子でしたが、まさか朝ドラに出られるとは思いませんでした。出演が決まった時は本当に驚きました」

 こう語る母親は現在、専業主婦。そこはかとなく元ギャルの雰囲気を漂わせる美魔女である。みりちゃむはSNSに母とディズニーランドに行く様子などを度々アップしており、「美人母娘」としても有名なのだ。

「私の時代はギャルといえば“アムラー”でした。安室奈美恵ちゃん(47)のファッションやメイクをお手本にしていたんです」

 高校の同級生だった夫もかつて“ギャル男”だったようで、

「今は別の仕事に就いていますが、昔は“アルバローザ”などのギャル系ブランドの洋服を扱うアパレルで働いていました」

「昔のギャルについて教えた」

 娘が平成ギャルの役を演じるにあたっては、こう助言を与えた。

「“当時のアイシャドウは水色だよ”とか、“昔のギャルは日サロで焼いていたんだ”なんて話をしました。あの時代が描かれた『おむすび』は懐かしい気持ちで見ていますね」

 今月14日、みりちゃむ扮するルーリーが仲間と共に、浜崎あゆみ(46)の楽曲「Boys&Girls」を歌うシーンが放送された。母親はこの撮影前も、娘の弱点を克服すべく一緒に過ごしてあげたという。

「実はウチの娘、高い声が出なくて歌が苦手。小学生の頃、あるオーディションを受けたことがあったのですが、歌を歌う番になったらそれが嫌でまったく声を出さず、落とされてしまったほどです。だから今回、カラオケで私と練習をしてから本番に臨みました。本人は苦手なことにも挑戦しながら、新しい仕事を楽しんでいる様子です」

 かくして母親から平成ギャルの魂を注入されている、みりちゃむ。この先も必ずやその真価を発揮することだろう。

週刊新潮 2024年10月24日号掲載

ワイド特集「秋の夜長」より

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