浅草連続殺人 ”6年前の父殺害容疑”で夫婦を再逮捕へ「母、姉、父…半年間で3人が不審死」すべての事件を主導したのは「パラサイト嫁」か
「一家の資産をほしいままにしたかったのだろう」
警視庁はすべての事件を主導したのは志保容疑者とみている。細谷家は浅草にマンションとビジネスホテルを保有していた裕福な一家だった。志保容疑者は夜の店で働いていて、客だった健一容疑者と知り合い結婚。3人の子宝に恵まれたが、勇さんたちは志保容疑者の金遣いの荒さに悩み、夫妻と対立していた。
実際、志保容疑者の散財ぶりは相当なもので、一家を知る関係者は「デパートに行くたび両手いっぱい紙袋を提げて帰ってきた。一度に100万円近く使うこともあった」と証言している。
「健一容疑者は志保容疑者にゾッコンで、言われるままに金を出していたようだ。一家の資産を自由にしたいと考え、親族が邪魔に思ったのではないか。一方、美輝ちゃんについては『かわいく思えない』という理由で殺害したと見ている。何度も『病死』にできた成功体験が被害を拡大させてしまったのです」(同)
健一容疑者は徐々に話をするようにはなっているが容疑を否認。志保被告は取り調べにも応じようとせず、暴れ出すこともあるという。
関連記事【4歳の我が子を“毒殺容疑”で両親が逮捕 「浅草20億円資産家ホテル経営一家」で起きていた「もう1人の不審死」】では、「デイリー新潮」取材班が逮捕3カ月前に目撃したの両容疑者が「おでかけデート」模様について詳報している。2人は神社の境内を恋人のように肩を寄せ合い歩いていた――。