ジャガー横田による林修の告発はなぜスベった? 横田一家全員に共通する「ナメられたら負け」という強烈な序列意識

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林先生の告発はなぜスベった? 礼儀よりもメンツにこだわっているように見えてしまったケンカの下手さ

 告発が成功する条件は、自分より格上の相手に仕掛けることだ。そうでないと、かえって自分が弱いものいじめをしたように見えてしまう。そして糾弾したからにはやり返されるリスクも背負うべきであり、よってたかって一人をつるし上げては逆に反感を買ってしまうだろう。

 そう考えると、ジャガー一家のケンカの仕方はちょっと下手だったと言わざるを得ない。林先生を格上の相手だと認めているのだろうが、フワちゃんや木村さんに比べるとだいぶ小粒で、御しやすそうな相手を選んだなとも感じてしまう。

 またジャガーさん個人が林先生に文句を言うならまだしも、家族の動画内でわざわざ水を向け、息子に実名を挙げさせる、というやり方はいただけない。あいさつを無視したというのが事実ならば確かに無礼だが、一家総出でその場にいないタレントをけなすのも大人げないだろう。大維志さんは「僕を評価してくれているって聞いて。ウェルカムな感じと思ったら、すげぇスカしてて、ムカついた」と発言していたが、こうなるとあいさつというマナーの話ではなく、思ったほどチヤホヤしてくれなかったという不満がメインに聞こえてしまう。実際にジャガーさんも、「次からはあいさつしなくていいかなって、私よりも年下かもしれないし」と、年長者は礼儀を欠いてもいいと取れるような発言をしている。

 常識やマナーの是非というより、「自分をナメたら許さない」という怒り。ジャガーさん一家の歴史を見ていると、長期的な利益よりも目先のメンツにこだわるケースが多いように思う。それは一家全員に共通する、「下に見られたくない」という強い序列意識のせいではないかと思うのだ。

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