「不適切にもほどがある!」で喫茶店マスターに 沼田爆さんが“名脇役”たる理由【追悼】
「鬼平犯科帳」に欠かせない存在
テレビドラマで脇役として重宝されていた沼田爆さんは、1989年にフジテレビで始まった時代劇「鬼平犯科帳」で番組に欠かせない存在となる。
二代目中村吉右衛門が扮する“鬼の平蔵”こと火付盗賊改方、長谷川平蔵を中心に同心、密偵が活躍する捕物劇で、沼田さんは料理番の村松忠之進の役に。“猫どの”と呼ばれ、普段は穏やかだが、食の話となると冗舌になる姿が話題となった。
同心を相手に「米のうまさがしみじみと分かるのがこの握り飯だ。いやあ、全くもってありがたいもんだ。...