「Koki,は役者に専念した方が…」 バラエティー初登場で話題になった「キムタクと似過ぎ」問題

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ロン毛時代のキムタク

 おそらく、全視聴者が同じような感慨を抱いたにちがいない。何しろKoki,自身、かつて似ている有名人を問われて“木村拓哉さん”と答えたほどなのだ。

「Koki,さんはただただまぶしくて、直視できないほどでした」

 とは、番組を観ていたコラムニストの辛酸なめ子氏。

「まわりの有名人に臆することなく、お姫様のように扱われても、本人は自然体。常に笑顔だったのも印象的でした。おでこを出して髪をかきあげる仕草には、ロン毛時代のキムタクの面影がありましたね」

 どこまでもついてまわるパパの顔――。

「役者に専念した方が……」

 そこで、先のプロデューサーはこう提言するのだ。

「番組には、来年公開の映画『女神降臨』のプロモーションを兼ねて出演していたように、彼女の主軸はモデルと女優。単なる2世タレントとしてやっていくならともかく、今はバラエティーを封印して、役者に専念したほうがいいでしょう。同じ2世の女優でありながら、自立している松たか子や杏のように、父の存在を忘れさせる役者になれるかは、彼女の努力次第です」

 辛酸氏もエールを送る。

「ハリウッドスターのジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの娘がモデルや女優として活動していて、とても美人なのですが、両親に個性で負けてしまっています。Koki,さんには、彼女ならではの個性を伸ばしてほしいですね」

 今こそ飛躍の“好機”か。

週刊新潮 2024年10月24日号掲載

ワイド特集「秋の夜長」より

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