創価学会の大幹部が「あいつだけは勘弁ならねえ」と激怒…裏金で逆風の「萩生田光一氏」と公明党との間に決定的な溝が生まれた理由とは

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“本当にその対応でいいのか”

 最近では自公のパイプが弱まっているとされるが、その大きな要因は菅氏が首相を退き、メインプレーヤーでなくなったことも一因と言えるだろう。

 その佐藤氏、当時、萩生田氏に対する怒りを周囲に以下のようにぶちまけていた。

 学会関係者がささやく。

「佐藤さんは党幹部の中でも28区と29区で譲らない萩生田さんに対する怒りをあらわにしていました。周囲に“あいつだけは勘弁ならねぇ”と怒気を隠すことなく語っていたそうです。佐藤さんは萩生田さんに対し“本当にその対応でいいのか”と念押ししていたのに、何も変わらなかった。佐藤さんは“こちらが折れると思ってなめているんだろう”と怒り心頭だったんですよ」

 結局、28区については安藤氏が立候補することになったものの、29区については独自候補擁立を見送った。それでも、萩生田氏と創価学会のしこりは残っているとされる。一方で、今回の衆院選の投開票に向け、公明党との関係改善に向けた動きもあると言われている。

「各社の世論調査などではここのところ、萩生田さんが支持を伸ばし始めているのは事実です。とはいえ、公明党・創価学会の関係が悪化していたことが尾を引き、そのため、学会もあからさまに萩生田さんを支援することはできません。かといって、学会票がそのまま有田さんに流れるとも思えず、事態はまだ流動的です」(先のデスク)

 自らの振る舞いが招いた事態とはいえ、萩生田氏は今回の逆風から、当選を果たすことができるのか。

デイリー新潮編集部

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