「6代目山口組・高山若頭の立ち寄り先までがメモに」山健組トップ裁判の攻防

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腕を切断させるなどの大けが

 6代目山口組の中核組織である5代目山健組の中田浩司組長(65)は対立する6代目山口組の最中核組織・3代目弘道会の組員を「神戸連絡事務所」の前で拳銃で撃って大けがをさせたとして殺人未遂と銃刀法違反の罪に問われている。

 事件が起きたのは2019年8月。この時、山健組は神戸山口組の傘下にあった。

 10月15日、中田組長に懲役20年が求刑されたが、弁護側は「凶器や指紋などの証拠がなく、無罪は明らか」と主張している。ヤクザ関連のこの種の銃撃事件で冤罪を訴えるのは、比較的珍しいことかもしれない。...

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