今季限りで引退! ヤクルト青木、阪神秋山、広島野村…記録に残る名場面をプレイバック!
今季も多くの選手が現役生活に別れを告げた。その中からヤクルトのレジェンド・青木宣親、阪神・秋山拓巳、広島・野村祐輔の記憶に残る名場面をプレイバックしてみよう。【久保田龍雄/ライター】
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まずは日米通算2730安打を記録したヤクルト・青木宣親から。ファンにとっては、NPB史上初の2度目のシーズン200安打を達成した2010年9月26日の中日戦が印象深いはずだ。
前日の巨人戦で2安打を記録し、2度目の大台にリーチをかけた青木は、1点を先行された直後の1回裏、雨が降りしきるなか、2ボールから中田賢一の3球目、145キロの内角高め速球を完璧にとらえ、右翼席にシーズン200安打目となる先頭打者同点ソロを放った。...