「両親はスーパードッグ」 デコピンの知られざる“出生の秘密” プロは「大谷さんのしつけは見事」と絶賛 

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 ナ・リーグ優勝決定シリーズでメッツと対戦中のドジャース。そんな中、勝利の神様として改めて注目度が急上昇しているのが大谷の愛犬「デコピン」だという。そのデコピンの“ルーツ”には、実は驚きの秘密が隠されていた。

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 14日(日本時間15日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズの第2戦がロサンゼルスで行われ、メッツがドジャースを破り、対戦成績を1勝1敗とした。この試合ではヒットが出なかった大谷には第3戦での活躍が期待される。

一部のファンは「勝利の神様」と

 そして今、「勝利のアイコン」として再び注目を集めているのが、ドジャース公式SNSにもたびたび登場する「デコピン」だ。

「パドレスとの地区シリーズ初戦で真美子夫人の隣でゲームを観戦したデコピンは、第2戦では大谷とともに球場入り。敗れはしたものの、ドジャースファンの間からは“デコピンがワールドシリーズへ導いてくれる”と期待の声が上がっています」(スポーツ紙デスク)

 それには理由があるそうだ。大谷は8月16日のカージナルス戦でデコピンがデザインされた特注スパイクを初披露。当初は3連戦のみの使用予定だったが、

「大谷自身が“ゲン担ぎ。いい流れが続いている”とデコピンスパイクをその後も1カ月ほど履き続けた。結果的にナショナルリーグ西地区3連覇を果たし、一部のファンがデコピンを『勝利の神様』に例えるようになったそうです」(同)

 大谷はポストシーズンが始まるまでの5日間、デコピンと「庭で遊ぶ」などしてリフレッシュ。大谷の英気を養う存在となっている点も、デコピン効果の一つに挙げられているとか。

 実はそんなデコピンには、公になっていない出生の秘密があるという。

「両親はスーパードッグ」

 デコピンは犬種を「コーイケルホンディエ(コイケル)」といい、猟犬として活躍したオランダ原産の小型犬の流れをくむ。

 同犬種を専門的に扱う、日本でも数少ないブリーダーの一人がこう話す。

「実はデコピンの両親犬は、アメリカのドッグショーなどで活躍する、知る人ぞ知る優秀犬です。血統は折り紙付きのため、デコピンはいわばコイケル界の“サラブレッド”と言って過言ではありません」

 コイケルの場合、固有の性質は「遺伝50%、育て方50%」で決まるという。

「好奇心が旺盛な一方、友好的で飼い主に従順なのもコイケルの特徴です。そのため飼育の難易度はそれほど高くありませんが、飼い方次第で性格なども変わってくる。報道を見る限り、大谷さんのしつけは見事というほかありません」(同)

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