「裏金議員」杉田水脈氏が出馬断念…自民党山口県連が“どう考えても無理筋だった”杉田氏を公認申請した「本当の理由」
自民党の比例単独候補として立候補を目指していた杉田水脈前衆院議員(57)が、10月10日、出馬を断念したと伝えられた。今回の騒動で不可解な動きを見せたのは自民党山口県連である。なぜ最初から公認が難しいと考えられていた杉田氏をあえて推挙したのか。地元関係者は「県連には別の意図があった。杉田氏はだしに使われただけ」と語る。
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杉田氏は比例中国ブロック単独候補として2期当選してきた。自民党の内規では比例単独は原則「通算2回まで」と規定されており、そもそも公認される資格がなかった。...