【独自】まだあった! 自民党都連に新たな「裏金」問題 萩生田氏は「当局から協力を求められれば真摯に説明すべき」

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「都連に納めずプールしていた」

 では実際、都連では派閥同様、裏金づくりが行われていたのか。派閥での基本的な仕組みは、「パーティー券販売のノルマ超過分についてキックバックするというもの」(前出のデスク)だ。都連所属の元国会議員が声を潜めて言うには、

「私の場合ですが、例えば100枚のパー券を都連から渡されたとすると、“50枚売ってください”と言われるわけです。それでノルマの50枚を超えて売った分に関しては、都連に納めないという形でお金をプールしていました」

 つまり、キックバックなどまどろっこしい手口は使わず、超過分をそのまま裏金にしていたというのだ。

「秘書給与などの事務所費や各種団体との付き合い、後援会活動などにもお金はかかる。そうした場合にプールしておいた資金で補填するわけです。別に私腹を肥やしていたわけではなく、あくまで政治活動に使っていました」(同)

 どのような目的に使おうと、裏金である事実は変わらないのだが……。10月10日発売の「週刊新潮」では、石破新首相をさらに悩ませることになる新たな裏金問題について詳しく報じている。

「週刊新潮」2024年10月17日号

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週刊新潮 2024年10月17日号掲載

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