「藤川阪神」のヘッドコーチ候補に宮本慎也氏(53)浮上も…“外様”以上に“大先輩への仁義”というハードル

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「慎也を欲しがる球団は少なくない」

 阪神では岡田彰布監督の今季限りでの退任が決まり、後任に元投手で球団のスペシャルアシスタント(SA)を務める藤川球児氏(44)の就任が確実視されている。現役時代に「火の玉」と称されたストレートを武器、に日米通算245セーブを挙げた元名クローザーである。引退後は評論家としても活動し、理論的で明快な解説でも将来の監督候補としての期待感を高めていた。

 一方で藤川氏は指導者経験がない。特に投手出身監督の宿命である、専門外の野手の統率力が成否を分けるとみられる。...

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