62歳夫が“還暦を過ぎて子供を認知”するまで 夫婦のすれちがいは次女の「しつけ」をめぐって始まった

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【前後編の前編/後編を読む】18歳年下の彼女とは「疑似父娘」のはずだった… たった1度の暴走が狂わせた62歳夫の家庭

 人は誰も過ちをおかすことがある。自分の預かり知らぬ間に、とんでもないできごとが起こっていたということもあるだろう。気づいたときに責任をとるしかない。だがそれが長年、共に暮らしてきたパートナーを傷つけることになるとしたら……。何が正解なのか、誰にも答えが出ないこともありそうだ。

 波野栄介さん(62歳・仮名=以下同)は、ある種の満足感と後悔の両方を抱えながら日々を過ごしている。...

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