「極悪女王」白石和彌監督が明かしていた大ヒットの裏側 剛力彩芽「太ももがレスラーのように」 唐田えりか「受け身で“ギャー”」

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受け身で“ギャー”

 両名の女優人生が、山あり谷ありだったのは周知の通り。

 剛力は大手芸能事務所・オスカープロモーションの看板女優の一人だったが、ZOZOTOWN創業者・前澤友作氏との交際が話題になり、その色が付き過ぎたためか露出が減少。20年に退社、個人事務所を立ち上げた。

 唐田に至っては、やはり20年、俳優の東出昌大との不倫が発覚し、事実上の謹慎を余儀なくされた。

「二人ともオーディションに応募してきてくれたんです。剛力さんは事務所の社長でもありますが、この役は私だと思った、と。唐田さんからは、いいお芝居をしたいとの思いが熱く伝わってきました」

 役柄ともマッチしていて、

「飛鳥さんはエリートレスラーでしたが、演じる剛力さんも運動神経が抜群で、11人いるレスラー役の中でもっとも身体能力が高かったといえるほど。一方、長与さんは入団当初、落ちこぼれと言われることもあったそう。扮する唐田さんもあまり運動が得意ではなかったようで、初めは受け身の際、“ギャー”とか“痛い”などと悲鳴を上げていましたが、練習を重ねるうちにそれがなくなっていった。そんなところからも『長与千種感』が出てよかったです」

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 こうした奮闘の甲斐あってか、冒頭に述べたように、ドラマは大ヒット。剛力、唐田両名も復活の狼煙を上げた。今後、「極悪女王」はどこまで快進撃を続けていくのだろうか。

デイリー新潮編集部

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