“万年・比例復活”枝野幸男氏に6連敗中の牧原秀樹法相は「立民支持のラーメン屋すら避ける」 SNSで繰り返す「テロ被害投稿」に「大げさ」の声も

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 初入閣するなり、過去の過激なSNS投稿で批判を浴びた牧原秀樹法務大臣。改めて同氏のSNSを精査すると、10年以上前から深刻な「テロ被害」に遭っていると訴える投稿が複数見つかった。一方、立民支持の地元ラーメン屋に足を踏み入れることすら「ためらう」といった器の小さい投稿も。地元からは「いくら挑んでも勝てないライバルを意識し過ぎでは?」との声があがっている。

「左翼から攻撃を受けていると訴えているように取れる投稿」

 牧原氏が批判されたSNS投稿は、今年8月、パリ五輪選手に対してSNS上で起きた誹謗中傷を受けてXにポストした内容だった。

〈誹謗中傷した人は全員逮捕すべきだと思います。発信者は容易に特定できるのでひとり残らず処罰すべきだと思います〉(24年8月2日)

 ネット民からは「誹謗中傷しただけで全員逮捕は行き過ぎではないか?」「人権感覚が歪んでいる」との声が噴出。「法相として不適格」とのバッシングを受けたのである。牧原氏が弁護士資格を持っていることについても驚きの声が上がった。

 地元・埼玉5区の住人は「過激な言動は今に始まったことではありません」と語る。

「今回、ネット上で左翼的なコメントをする人に向けて『日本人を装った工作員の方である可能性もある』と発言していた過去の投稿も掘り起こされていましたが、牧原氏は左翼から攻撃を受けていると訴えているように取れる投稿をよくしています」

曖昧なまま犯人像を「学生運動をしていた人」と示唆

 その一つは2020年10月8日、Xにポストされた以下の投稿だ。

〈どんなことがあってもこれはダメ。私も昔選挙事務所に放火されました。どうもその筋の人は昔火炎瓶を投げていたせいなのか、火を使うのが好きなようです。しかし、放火罪は凄い重い犯罪ですし、やめてください。核のごみ応募直前町長宅に火〉(2020年10月8日)

 北海道寿都町の町長の自宅に火炎瓶が投げ込まれた事件を受けてのツイートだが、先の地元民はこう訝る。

「2005年から彼は地元で政治活動を始めていますが、彼の事務所が放火されたという話を聞いたことがありません。もしそんなことが起きていたらニュースになっているはずですし」

 この投稿に対してフォロワーから入った「その筋の人とは、学生運動をしていた人もしくはヤクザなのか?」との質問に牧原氏はこう答えている。

〈後者ではありません。前者と特定したわけでもありません。そこは曖昧でお願いします〉

 学生運動をしていた人、すなわち“左翼過激派”を疑う書き振りである。

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