映画4本、ドラマ主演にバラエティ…「高橋文哉」に“働かせ過ぎ”との声 系列事務所には“若手人気俳優退所”の前例が

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田中先生に聞け

「高橋は現場では車の中にいることが多く、寡黙であまり喋らないイメージですね。もっとも、忙しさにへこたれている様子は見られません。演じる役柄も様々なので、カメレオン的にいろいろと演じることができるのが楽しいのでしょう」

 役者としての評価はどうなのだろう。

「彼は振り幅のある役を演じられますし、スタッフの言うことにも逆らわないので、名前が挙がることが多い。仕事が途切れない理由のひとつでもあります。ただ、A-PLUSは若手が多く、売れている大人がいないので、働かせすぎと見られてしまうのです」

 相談できるような先輩はいないということか。

「事務所にはいませんが、身近にはいるんですよ。それが今回公開された映画『あの人が消えた』で共演している田中圭(40)です」

 デイリー新潮は20年6月23日に配信した「田中圭、驚異のドラマ3作掛け持ち 人気だけじゃないTV局が使いたがる“2つの理由”」で、19年4月期の「あなたの番です」(日テレ)から6クール連続で計7作の連ドラに出演する田中を働き過ぎと報じた。

「実は、この後さらに『先生を消す方程式。』(テレ朝)に主演したので、7クール連続ということになりました。このドラマで田中は教師役を演じ、生徒役の一人が高橋でした」

 田中が滅茶苦茶に忙しかった頃に2人は共演していたわけだ。

「このドラマ以来、4年ぶりの共演が今回の映画です。初日の舞台挨拶では、田中がいきなりネタバレ寸前の話をし始め、慌てて高橋が止めに入ったりしていました」

 大忙しを乗り越えた田中は、今も元気に活躍を続けていることは言うまでもない。

「当時、7期連続でドラマに出続けていた田中も『ぐるナイ』の“ゴチになります!”のレギュラーでした。ドラマとバラエティの違いもよく知っているわけです。高橋はかつての先生に、オーバーワークの乗り越え方をアドバイスしてもらってもいいかもしれません」

デイリー新潮編集部

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