拉致議連「初代会長」石破首相に突きつけられる“喫緊の課題” 置き去りにされた“北朝鮮による犯罪”を改めて振り返る

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 自民党の石破茂総裁(67)が第102代内閣総理大臣に就任し、新内閣発足と共に、今月末には衆院選も行われることが決まった。内政、経済、外交、安全保障と様々な課題が山積しているが、喫緊の課題として忘れてはならないのは北朝鮮による拉致問題である。石破首相は超党派議員によって2002年に発足した「拉致議連」の初代会長。総裁選の公約では、拉致問題の解決に向け、「東京と平壌に連絡事務所を設置する」としている。2002年10月15日に5人の被害者が帰国して以降、拉致問題には進展がないが、日本の治安当局は北朝鮮による拉致など、各種のエスピオナージ(スパイ戦)にどう対処してきたのだろうか。...

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