【光る君へ】母・紫式部に猛反発した「賢子」 貴公子たちと浮名を流し大出世するまで
描かれた母と娘の確執
まひろ(吉高由里子、紫式部のこと)は中宮彰子(見上愛)のもとに参上し、「一度、里に下がることをお許しいただきたく」と願い出た。「久しぶりに老いた父と娘の顔を見て参りたいと存じまして」というのが理由で、最初は戸惑った彰子だったが、「娘も淋しい思いをしているに違いない」と承諾した。NHK大河ドラマ『光る君へ』の第37回「波紋」(9月29日放送)。
だが、帰宅してみれば、10歳になった一人娘の賢子(梨里花)はよそよそしい。それにもかかわらず、その晩、食事の席で酔ったまひろは、賢子らの前で、道長(柄本佑)の邸である土御門殿での宴の様子を、「お菓子もお料理も食べきれないくらい並んでいたの」などとはしゃぎながら語った。...