中日新監督人事で「落合さんに頭を下げた」怪情報が意味するもの 井上新監督の意外な“評判”と中田翔という“難題”

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中田が不協和音の火種?

 さらに、井上氏は難題を抱えることになる。中田翔内野手(35)の処遇だ。

 中田は昨オフ、立浪監督のたっての希望で、巨人との3年契約を途中破棄し、中日に移籍した。今季は精彩を欠き、来季は契約最終年で、選手生活の崖っぷちに立たされている。

「井上監督は重荷を背負わされることになりますね。(中田の状態が)いい時はいいでしょうが、年齢的に上がり目はないだけに、今季のような不振になり、その際の起用法を誤れば、影響力があるベテランなので不協和音を招きかねません」(同)

 日本代表の井端弘和監督が26年春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で指揮を執った後は中日監督に就任することが有力視されている。井上氏の契約は、まずは同年までの2年か。立浪監督よりも短い“つなぎ”の任期中に結果を出すことは容易ではない。前途は多難のようだ。

デイリー新潮編集部

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