「小栗旬の芸能事務所」元役員が睡眠薬を使った女性暴行で再逮捕 押収したスマホには「常習犯を疑わせる“複数の動画”が残っていた」

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“功労者の娘婿”としてトライストーンに入社

 トライストーンは小栗旬、綾野剛、田中圭、木村文乃、坂口健太郎、赤楚衛二などの人気俳優を擁する大手芸能事務所。昨年6月、創業者の山本又一郎氏からバトンタッチを受け、小栗旬が社長に就任した。

「小栗を育てた初代マネージャーの男性は功労者で娘も社員だった。細川はそうした威光を受けて、入社後、重要な仕事を任されるようになったのです」(同)

 だが4年前ほど前、女性問題などで山本氏の逆鱗に触れて会社から追放されてしまったという。

「ただ会社の功労者の娘婿ということもあって、山本氏は無碍には切り捨てられず、昵懇の仲と言われるソニー・ミュージックの村松俊亮社長に預けることにした。その後は同社の契約社員として、トライストーン所属タレントの映画やドラマに使う楽曲関係のタイアップを担当していたと聞いています」(同)

伊藤健太郎や山本舞香の移籍でも“暗躍”?

 細川容疑者はトライストーン退社後も、同社の“ウラ仕事”を担っていたとも言われている。

「最近、前所属事務所を退社し、トライストーンへ移籍するのではないかと言われている俳優の伊藤健太郎の移籍話のウラで暗躍していたのは細川。伊藤の元交際相手で今年8月に『エイジアプロモーション』へ移った女優の山本舞香についても、細川が噛んでいたと言われています」(同)

 調べには黙秘を貫いているという。このような男に肩書きを与え、卑劣な犯行を許してしまった芸能事務所の責任も重い。

 関連記事【女性タレントに睡眠薬を飲ませて暴行容疑で逮捕「41歳プロデューサー」は「小栗旬社長の芸能事務所」で有名歌手を担当していた元役員だった】では、手口が酷似している「最初の犯行」の詳細やトライストーンで有名歌手を担当するなどしていた細川容疑者の芸能界での評判について詳報している。

デイリー新潮編集部

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