「稽古が圧倒的に足りない…」 最速大関「大の里」に囁かれる不安 親方衆は「このままでは必ず怪我をする」

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 大相撲に新大関が誕生した。初土俵から所要わずか9場所での昇進は、昭和以降では最速。驚異的なスピード出世を果たした大の里(24)だが、今後については不安の声も聞こえる。再三指摘され続ける「稽古不足」、二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)の「指導力不足」……。真相を探った。

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 大の里が将来性豊かな力士であることは間違いない。日体大相撲部時代にアマチュア13冠を達成し、昨年4月、二所ノ関部屋に入門した。一昨年まで大学生だった力士があっという間に大関まで駆け上がってきたわけだ。...

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