「親としては安心」 引退の貴景勝、実父も案じていた「体の爆弾」

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 28歳の若さながら満身創痍でのリタイアを余儀なくされてしまったのは、9月20日に引退した元大関の貴景勝である。「芦屋のボンボン」「美人母」「昭和スパルタの父」と話題には事欠かず、ひところは日本人横綱の最有力候補にも擬せられた本人に代わって、父親が胸中を明かす。

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 初土俵から10年で幕内優勝4回、大関として30場所を務めた貴景勝は、7月の名古屋場所で5勝10敗に終わり、大関から陥落した。

 先の秋場所では初日から2連敗し、休場。...

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