斎藤前知事の「三つのウソ」について徹底検証 「進退に悩んでいるフリをして注目を集める卑怯な手法」

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「人件費、ガソリン代は増えた」

 兵庫県議会から不信任案を全会一致で可決され、失職、出直し選挙への再出馬を決めた斎藤元彦前知事(46)。9月26日の会見で顔色一つ変えずご自分の主張を淡々と語っていたが、よくよく聞いてみると中身はデタラメばかり。彼が弄(ろう)する三つの虚言を検証した。

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 その一つ目は、会見の冒頭で訴えた自らの「実績」に関するもの。例えば、斎藤氏はリース公用車をセンチュリーからワンボックスカーに変更したことを実績として挙げているが、

「前々知事の井戸敏三さん(79)は在職中、県庁のすぐ近くに住んでいたので、特に朝はいつも歩いて登庁していました。...

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