任天堂はこの機を狙った? 訴訟でも「パルワールド」はTGS大出展…「和解はないのでは」と専門家

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賠償額、相当大きくなることは確か

 仮に損害賠償となった場合、どのくらいの規模になるかも気になるところだ。

「損害賠償額がいくらになるかについては、任天堂がどう主張するかによります。例えばライセンス料を課していたらライセンス相当額で算出する場合もあれば、パルワールドの販売によって、自社ソフトの販売数がいくら減ったかで算出する場合もあります。後者に関しては今回減少はしていないと思いますので、ライセンス料だと思います。その場合も任天堂が侵害されたという特許がパルワールドの中でどれだけの割合を占めているのか、ということになるので、訴状を見ないことには何とも言えません。ただ『パルワールド』の売り上げから考えれば、賠償額は相当大きくなることは確かですね。一番大きい額を取れる形で、任天堂は訴えているのだと思います」(金井弁護士)

 果たして来年のゲームショウでも再びポケットペアはブースを出展できるだろうか。

デイリー新潮編集部

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