「美人すぎる港区議会議員」の心を射止めたお相手は? 出会いからゴールインまで“結婚秘話”を告白

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108本のバラとともに

 今年5月15日、加菜さんの誕生日。それ以前も、お気に入りの京都に何度か加菜さんを伴っていたMさんは、その日を空けておいてほしいとお願いしていた。実は半年前ぐらいから準備して、京都で足繁く通っていたフレンチレストランでのプロポーズを計画していたのだ。

 だが。当日が港区議会の臨時会の日と決まり、Mさんは大慌て。普段は「互いに仕事をしっかりしたい、してほしいと話しているのに、何とかならないかと、いつもとは違うことを言ってしまった」。おかげで雰囲気まで悪くなってしまう。

 それでも気を取り直して翌日、京都へ。Mさんは大好きなレストランの味も分からないほど緊張していた。

「結婚してください」

 準備していた108本のバラの花束とともに、ひざまずいて指輪の箱を開く。誕生日のお祝いと思っていた加菜さんは驚いた。「はい」と応えたものの、照れ隠しもあってか、再び「やめといたほうがいいんじゃない?」。感慨に浸り、涙が流れたのは数日後だった。

「まずは二人と二匹で幸せに。ゆくゆくは大型犬と暮らしたい。いずれは好きな海の近くで暮らせたらいいな」と加菜さん。「二人での変化を楽しみたいし、何があってもともに自立しながら支え合いたい」とはMさん。話題の区議は今後も、仕事のかたわらさまざまな話題を提供してくれそうだ。

週刊新潮 2024年10月3日号掲載

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