斎藤前知事と絶縁した親族が激白した相続トラブル 「祖父の別荘を勝手に…」「勉強さえできればいいわけではない」
「税金を何だと」
本誌(「週刊新潮」)は9月26日号で、斎藤家が4年前にそんな祖父の遺産を巡る相続争いを起こし、親族から絶縁されていた事実を報じた。不信任案が可決された後、改めてこの親族を訪ねると、
「自分の気持ちだけで解散なんてしていいのか、天に向かって尋ねてほしい。それにかかる税金を何だと思っているのでしょうか」
議会の解散を仄めかしている彼にこう憤った。そして、相続争いの舞台となった祖父の邸宅は、
「孫が集まるために、みんなで別荘として使うつもりでいたのに……」
が、知事選の資金にするため、勝手に売り払ったという。
「モト君(斎藤知事)はご両親も一目置くほど勉強ができる、いい子でした。“他人の気持ちを考えなさい”なんて叱られた経験が皆無のまま、他人の気持ちが分からない大人になったのでしょう」
親の育て方が、今回の騒動に大きく影響しているとみる。
「みなさんの反面教師になればいい」
「彼の言動を見ていると、“勉強さえできればそれでいい”わけではないのだと、教えられました。その意味で、子育てについても、政治の世界においても、みなさんの反面教師になればいい。だから今、矢面に立っているのも致し方ないと思います」
斎藤知事は「ウェークアップ」の冒頭で、生出演した理由を“思いを伝え切れていない”と述べた。しかし、自らの気持ちを訴えるよりも前に、この親族の言葉に耳を傾けるべきだろう。
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