草刈民代が語った独立の理由とは? 「マネージャーはおらず、メールも自分で返信」

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「オープンで自由なタイプ」

 契約満了後、半年を経てからの公表となったのは、

「しばらくは(ワタナベに)話が来たものを、前のマネージャーさんたちが私にお知らせしてくれていたんですが、だんだん問い合わせが増えてきて、周りからも“ちゃんとアナウンスしたほうがいい”と言われて、“そうだな”と。それでこのタイミングになりました」

 彼女はこれまで、四つの芸能事務所を転々としてきた。そのいきさつについては、こう説明する。

「もともと、結婚したときに夫と個人事務所を作っていて、これまでの事務所とは業務提携の形でお世話になっておりました。(転々としたのは)なんとなくそうなったという感じで、成り行きです。(トラブルは)全然ないです」

 ウソかマコトか、彼女が“よく遅刻する”というウワサも。大いなる非礼を承知の上でこの点を質すと、驚いた表情で、

「ちょうどぎりぎりだったりはします。それで遅刻と言われてしまうんじゃないでしょうか」

 と、心外のご様子だ。

 そして肝心の独立に至った胸中を明かすには、

「そもそも私は、オープンで自由なタイプなんですよ。60代は、もう自分でやっていくのでいいのかな、と。いろんな人と一緒に自由を実感しながら仕事するのもいいかなと思ったんです」

 後編【草刈民代が明かした、夫・周防正行監督とけんかをしない理由 料理も交互に作るほどの仲の良さ「夫は外で食べるようなものを作る」】では、おしどり夫婦として有名な夫妻の日常生活について語ってもらった。

週刊新潮 2024年9月26日号掲載

特集「草刈民代が語る 『マネージャーなしの独立』と『四世帯“同居”生活』」より

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