7年間で2億5000万円の所得隠し! 関ジャニファンの聖地「赤羽八幡神社」宮司の“ボロすぎる商売”
サラリーマンにおける生涯年収の平均が約2億5000万円と聞けば、この話はどうであろう。国税当局から巨額の所得隠しを指摘された宮司は、たった7年ほどで、この額を稼いでしまったことになる。商魂たくましい宮司の素顔とは。
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宗教法人で得られた収益は非課税という現行法制を、このままにしておいていいのか。そう思いたくなる悪質な脱税事件である。
悪質な所得隠し
東京国税局は、東京都北区にある「赤羽八幡神社」を運営する宗教法人「八幡神社」代表で、同神社の宮司を務める朝日修氏(63)が、2017年から23年までの間、約2億5000万円の所得隠しを行っていたとして、重加算税を含む約1億3000万円を追徴課税したという。
社会部記者によれば、
「宗教活動で得た『収入』は非課税ですが、それを宮司が個人的に流用したとなれば『給与』と見なされ、所得税として宗教法人が源泉徴収して税務署に納めないといけない。今回のケースでは、それを怠るどころか、収入の一部が宮司の個人口座に入金されていたことなどが発覚。私的な生活費に流用していたとして、国税局は悪質な所得隠しだと判断したのです」
この神社、かの坂上田村麻呂の創建で約1200年もの歴史を誇るが、同じ都内でいえば、明治神宮や浅草寺などのように初詣客やインバウンドの観光客でにぎわうほどの名所というわけではない。
にもかかわらず、圧倒的な収入を得ていたのには、どんな理由があるのか。
“参拝客が数百人”
地元住民が明かす。
「よく宮司さんは“今日は参拝客が数百人も来た”“ご朱印帳がオンライン販売で売れてうれしい”などといったことを話していましたよ。芸能人の誰それと知り合いだとも話していて、ずいぶん景気がいいなと思いました。あの神社は無限大を表す〈∞〉に似たマークがついた絵馬やお守りなどを社務所で売っていて、それを参拝客が買い求めていたんです」
こうした〈∞〉マークのついた授与品の存在が、SNSなど口コミで一気に広まり、バカ売れしたという。
別の住民に言わせると、
「買いに来るのは大半が旧ジャニーズファンの女の子。『SUPER EIGHT(旧・関ジャニ∞〈エイト〉)』を熱狂的に推す『エイター』と呼ばれる女子たちが全国から集まっているのです」
ファンの聖地と化していたわけだが、赤羽八幡神社は公式ブログにもこう記している。
〈読売ジャイアンツの原監督の背番号も88ですし、アイドルの関ジャニ∞は、8というか∞のマークを使用しています。8は横にすれば∞(無限大)であり、『下元八運』期間のもっともラッキーなマークは∞です。2024年2月3日まで、数字の8、∞(無限大)におおいに注目してみてください〉
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