最速大関「大の里」に見えた横綱昇進への課題 独走を許した「稽古不足」の先輩大関とは?【音羽山親方の秋場所総括】

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 右四つからの下手投げを得意とするなど、現役時代は「玄人好み」の相撲で活躍した71代横綱・鶴竜。昨年12月、東京都墨田区に音羽山部屋を創設し、4月に元弟弟子の関脇・霧島が転籍するなど弟子の数も徐々に増えている。22日に千秋楽を迎えた秋場所では、同じ一門の審判委員の休場に伴い、急遽12日目から勝負審判を務めることに。土俵下からも鋭い視線を注いでいた音羽山親方に、秋場所の土俵を振り返ってもらった。【ノンフィクションライター/武田葉月】

――今場所は関脇の大の里関が、初日から11連勝。...

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