「打ち損ないでもレフトスタンドに」 大谷翔平のバッティングはどこが変わったのか? データから徹底分析

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「走者有利になったとはいえ……」

 9月19日(日本時間20日)、ドジャースの大谷翔平(30)が、前人未到の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を飛び越え、「51-51」に到達。移籍1年目でMVPも視野に入った躍進はなぜ可能になったのか――。大谷に肉体づくりについて相談されたこともある専門家の見解を交え、データと肉体の両面から活躍の裏側に迫る。【前後編の前編】

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 今季の大谷は、開幕から40打席連続本塁打なしと自己ワーストを更新。「分身」であった元通訳・水原一平が引き起こした事件の“後遺症”が危ぶまれたのだが、それも杞憂に終わった。...

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