藤浪も気をもむ新庄剛志監督(52)の“日本一で退任の線” 22億円補填する「十分な資産」とは?

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「いつでも辞められる」

 この有名な逸話は今春、大谷翔平(ドジャース)の通訳だった水原一平氏が大谷の口座を不正流用した事件を受け、報道陣の取材に自ら過去の苦い体験を持ち出したことで再度、クローズアップされることになった。

「新庄監督が言っていたように、この経験があったからこそ現役復帰を目指してトライアウトを受け、それが呼び水になって日本ハムから監督の話が舞い込んできたのです。笑い話にしていますが、大きな転機になっていることに違いありません。それが今や、これから生きていくのに満足なおカネを手にしたようです。(周囲には)いつでも辞められると話しているようですから、今オフ限りでの勇退は、ない話ではないでしょう」(前出の球界関係者)

 阪神からフリーエージェント(FA)宣言し、NPB複数球団の好条件を蹴っての最低保障でのメジャー挑戦、縁もゆかりもなかった日本ハムでの日本球界復帰……、引退時や監督就任時以外でも独特の感性で進路を選択し、サクセスストーリーを描いてきた新庄監督。監督生活の幕引きに際した胸中はいかばかりだろうか。

デイリー新潮編集部

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