日本人学校10歳男児刺殺は「安倍政権のせい」…「尖閣発言」でNHKをクビの「中国人スタッフ」がSNSに投稿

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安倍政権のせい

《在中日本人と在日中国人の生活基盤を揺るがす主犯は、安倍(晋三)首相が二度目の政権に就いてから強めている歴史修正主義路線である。これが「22秒事件」の直接のきっかけであり背景でもある。日本政府とメディアが事実を無視した主張を続ければ、両国国民のすでに脆弱な感情を傷つけ続け、双方の国にある非理性的な事件を引き起こすことになる。日中の事件の違いは程度の差だけだ。》(9月20日)

 高口氏は続ける。

「要は、今回の事件が起きたのも、さらに自分が引き起こした事件も、第2次安倍政権で日本の軍国主義が先鋭化したのが悪い、といった内容です。また、別の投稿には《日本は中国が反日教育をしていると言うが、日本も第2次安倍政権で反中教育を始めたので、どっちもどっち》といった書き込みも見られます。とはいえ、日本の中国人学校で中国人の子供が殺されたわけではありません。何をか言わんや、といった内容でしかありません」

 それでもこの男のウェイボーには、現在12万4000人ものフォロワーがいる。

「まあ14億人もの人口を抱える中国ですから、中には1億人のフォロワーがいる人もいるんです。12万程度でしたら、日本であれだけ報道されて注目されたわりには、それほど注目されていないのでしょう。文章も硬いので、あまりネット民には受けていないようです。中国では靖国神社に落書きをした犯人のほうが、彼より余程“英雄”扱いされていますよ」

 それもこれも反日教育の賜物ではないか。

デイリー新潮編集部

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